嘘つきオオカミ少女


オオカミ少女は嘘を付くのがクセでした

楽しくないのに今日も笑ってます

オオカミ少女は嘘を付くのがクセでした

悲しくなるのに今日も笑ってます


ほんとの自分はちっぽけで情けなくて

きっと嫌われてしまうから

誰にも見せられないよ

楽しくないのに笑って

泣きたくなるのに笑って

なんでもないようなフリをした


オオカミ少女は嘘つきすぎて

食べられちゃったみたいだ

ほんとのじぶんはどこかに消えてしまったの

たのしいときに笑えたら

悲しいときに泣けたら

ありのままでいれたらよかった


オオカミ少女はある日恋をしました

笑顔が素敵な男の子

オオカミ少女はある日恋をしました

だけど私は嘘だらけ


あなたの瞳は真っ直ぐで 透き通って

きっと私とは違うから そばにはいられないよ

楽しくないのに笑って

泣きたくなるのに笑って

自分の気持ちをごまかした


オオカミ少女は今日も嘘ついて

なんとか生きています

ほんとの自分を誰にも見られたくないの

あなたの真っ直ぐな瞳が 全て見透かしてしまうから

もう 隠せないよ


『そんな顔して笑わなくていいよ

どんな君も全部、君なんだから。』


オオカミ少女は嘘つきすぎて

食べられちゃったみたいだ

ほんとの自分をあなたに見られてしまった

ほんとのことが言えない

嘘つきなわたしでも

あなたのように生きてゆけるかな




LYRIC  しまえり